サンプルサイズの決め方

間違いも含まれている可能性はあるが、現状の理解をまとめる。

「サンプルサイズ」は、「有意水準」と「検出力」と「効果量」の値が決まれば、決まる。
この4つの因子は、いずれが3つの値が決まると、残りの1つの因子の値が決まる関係にある。

有意水準」と「検出力」と「効果量」それぞれについての説明

有意水準
本当は帰無仮説が正しいのに、誤って棄却してしまう確率。
図中の"False Negative"
0.01や0.05を使うことが多い。

「検出力」
帰無仮説が正しくないときに、正しくを棄却する確率。
図中の"True Negative"
0.8を使うことが多い。

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http://mojix.org/2008/11/24/false_positive_false_negativeより

「効果量」
効果量は「検出したい差の程度」や「変数間の関係の強さ」のことで、その実験の効果を見るための指標。
P値はその値より極端な値をとる確率を示したものに過ぎないため、その実験において実際にどの程度の効果があったかを知ることはできない。
例えば同じ平均値の2群を比較した場合にはサンプルサイズが大きい方がP値は小さくなる。

概念は、上記でよいのだが、具体的な問題を考えたとき、それぞれの値をどう導出するのかがまだ理解できていない。


以下、参考サイト

※具体的な問題には下サイトが参考になりそう。しかし、4つの因子との関係が明らかではない。
標本の大きさの決定

※主に参考にしたサイト
https://bellcurve.jp/statistics/course/9313.html

※Rのコードが載っているので実践的
https://www.slideshare.net/takashijozaki1/tokyo-r140222-tjo

※本来参考にすべき本

http://amzn.to/2uchyji